専門技術研修「すっぱさを数字で表してみよう~中和滴定による酸度決定~」(分析系)

9月12日(木)10:30~17:00に分析系の専門技術研修*を行いました。「すっぱさを数字で表してみよう~中和滴定による酸度決定~」と題して、身近にある様々なすっぱい飲料や調味料を用意し、舌で感じるすっぱさと酸度の相関を調べました。試料は、食酢やレモン系、グレープフルーツ系、炭酸系の飲料など7種類の試料を用意しました。まずは、小川さんから実験概要や注意点の説明を受けた後、試飲を行い各々の感じるすっぱさでランキングをつけてもらいました。
 
その後、実験室で実際に自分で中和滴定を行い、化学実験の基本操作を体験してもらいました。そして、得られたデータから試料の酸濃度を数値で求めました。人によってすっぱさの感じ方に違いはありましたが、感じたすっぱさと実験で得られた酸濃度の間には、緩やかな正の相関が見られました。人間はすっぱさの違いをしっかり感じることができるんだな、としみじみ思いました。ちなみに、今回使用した試料のうち一番酸濃度が高かったのは、あるメーカーのレモン飲料でした!同じメーカーのレモン果汁の5倍希釈のものよりも高いという結果が得られました。
化学実験の操作に不慣れな方もそうじゃない方もいらっしゃいましたが、大きなトラブルもなく無事終了することができました。試料に色がついてて当量点がわかりにくかったり、果肉をろ過しなければならなかったり、普段の学生実験とはまた違ったハプニングがありおもしろかったです。


*高度技術支援センターの技術職員が専門分野の枠を超えてお互いの技術を学ぶ研修。

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