11月3日(日)~6日(水)、New Orleansで開催されたACM SIGUCCS 2019 CONFERENCEに情報グループ秋山剛志さん、システム系山岡裕美さんの2名が参加し、ポスター発表を行いました。以下、秋山さん、山岡さんからの報告です。
ACM SIGUCCS 2019 CONFERENCEでは、大学等の高等教育機関で情報サービスの管理・運営に携わる人が集まり研究発表や報告、意見交換を行います。
New Orleansはアメリカ南部ルイジアナ州にある都市で、長大なミシシッピ川の下流に位置します。日本からは乗り継ぎを含めると約20時間の長旅になりました。会期中はお天気にも恵まれ空いている時間に会場周辺を散策したり、New Orleansは音楽の街であることから、Jazzを聞きに行ったりしました。
今回のConferenceには日本から10名の参加者がありました。(全体で200名程度の参加者がいるため、日本からの参加者の割合は非常に少ないです。)
口頭発表はいくつかのセッションが同時に行われ、興味のある話題を聞きに行きました。技術的な内容から大学の情報システムの運用に関わることなど、興味深い内容が多々ありました。
ユーザサポートに関するセッションでは、増え続けるサービスに対してシステム管理者としてどのように向き合うべきか等の話題が多く、国は違っても共感できる部分が沢山ありました。
ポスター発表は、ドリンク片手に和気あいあいと行われ、次々に訪れる方に説明(英語で・・・)をしました。今回、大学のグッズをいくつか持参していたため、ポスターを聞いてくださった方々に差し上げました。
- ポスター発表「Case Study of Implementing an IT Service Desk Ticketing System at Small Computer Center」
システム系 山岡
窮地に陥ったときは情報科学センターの桝田先生がサポートして下さいました。
- ポスター発表>「How to integrate on-premise authentication system into cloud services: single sign-on for Office365」
情報グループ長 秋山
Conferenceのアクティビティとして、メルセデスベンツスーパードームツアーが開催されましたので、そちらにも参加してきました。メルセデスベンツスーパードームは、アメリンカンフットボールなどの競技が行われる10万人収容可能なドーム型競技場で客席からフィールドなど様々な場所を見学することができました。New Orleansは海抜0m以下の土地が多く、ハリケーンカトリーナが襲来したときに高潮による被害が発生し、このスーパードームが避難所となっていたそうです。
秋山は今回で2回目、山岡は初めての参加となりました。
決して流暢とは言えない英語でのポスター発表は想像以上に大変であり、反省すべき点が多々ありましたが、お立ち寄り頂いた方々とたくさんお話することができました。参加者のみなさま、日本から参加されたみなさま共に温かく仲間に入れて頂き、本当に素晴らしい経験となりました。