工場のプチリフォーム

昨年からものづくり教育研究センターの工場内では、利用者の利便性向上と新しい設備を導入するために様々な工事が行われてきました。
直近では工場内の照明と水道周りで工事が行われたので、今回はそれについてご紹介しようと思います。

まずは照明の工事です。

工場内には通常の天井照明の他に、床から約2.5mの高さに吊るされた作業用の照明があります。
旋盤やフライス盤は加工や測定時に細かい目盛りを見る必要があるため、この照明があるとないとでは作業のしやすさがかなり変わってきます。
しかし昨年に新規設備を導入するスペースを空けるために既存設備の移設工事を行ったことで、作業照明と機械の位置関係が微妙にずれてしまいました。
このため作業時の視界が以前より暗くなってしまったので、照明の位置を変える工事を行いました。

照明を蛍光灯からLEDに変えたことで省エネになり、前より明るくなった気がします。

一応安物の照度計で確認しましたが、体感ではなくちゃんと明るくなっていました。

 

次は水道の工事です。

ものづくり教育研究センターの外壁には水道が設置されており、作業等で汚れた手をここで洗っています。
手を洗うのに外に出ないといけない不便さに加えて、秋から冬にかけて風に飛ばされた落ち葉がシンクの中に落ちてたびたび排水溝を詰まらせる問題がありました。
しかし、昨年水道側の壁に面していた設備が撤去されたことを機に水道を内部に移設する工事を行いました。

元々外にあったシンクを建屋の中に入れて水道を再接続してもらいました。
これで手を洗いに外まで出る必要はなくなり、排水溝が詰まる問題も解消されます。
とはいえ水気は機械を錆びさせる原因にもなるので、何らかの仕切りを近いうちに用意しようと思います。