令和7年度近畿地区国立大学法人等教室系技術職員研修に参加・発表しました

2025年8月28日(木)~8月29日(金)、大阪大学 吹田キャンパスにて開催されました令和7年度近畿地区国立大学法人等教室系技術職員研修「~技術の革新と流れの創造~」にATECから測定系1名、ネットワーク系1名(筆者)、計2名が参加しました。

初日8月28日(木)に技術職員発表の機会をいただけました。「Moodleと共に歩んで苦節10年」というタイトルで、私が着任以来、担当させていただいているMoodleについてお話させていただきました。

以下、要旨集からの引用です。

2015年に本学に着任して以来、学習管理システム(Learning Management System:LMS)の管理・運用を担当しています。本学では、高等教育機関で最も広く利用されているLMSのひとつである「Moodle」を使用しています。この10年間、大規模なシステムアップグレードやコロナ禍による利用率の急激な増加など、さまざまな経験を積んでまいりました。本発表では、大学環境におけるLMSの運用について得られたさまざまな教訓を含め、私が学んだことを共有したいと思います。
また、授業での使用に限らず、他の大学や教育機関のさまざまな環境で LMS がどのように使用されているかについても意見交換できれば幸いです。

質疑を含めて30分という短い時間でしたので、対面授業からオンラインプラットフォームへ大きく移行したコロナ禍を含むこの10年間で苦労したこと、苦労の解決には、技術職員間、ひいては教員・学生・事務職員間との密なコミュニケーション・連携が必須だったことを強調してお話させていただきました。

私の技術職員発表に加え、全体講義、技術職員講演、施設見学、ワークショップ、とメニューとしても分野としても多岐にわたる本研修でしたが、大変密度の高く、学ぶことの多い研修でした。貴重な機会をいただけましたこと、改めて感謝申し上げます。


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