業務紹介
各自の専門技術や得意技術を活かし、嵯峨キャンパスに設置されているショウジョウバエ遺伝資源センターと生物資源フィールド科学教育研究センターにおける各種業務を主として行っています。主に実験・実習支援や指導、安全衛生管理業務、ショウジョウバエ系統管理業務、機器管理業務、施設管理、研究部門運営等の技術支援業務を行っています。
- 学生実験・実習における支援業務
生物資源フィールド科学教育研究センターでの前学期の生物生産学実習、夏季集中の資源昆虫生産学実験実習において育蚕に関しての技術指導および技術支援を行っています。また、松ヶ崎キャンパスでは応用生物学課程の化学基礎実験の支援も行っています。
- 教育研究用機器の保守業務
ショウジョウバエ遺伝資源センターおよび生物資源フィールド科学教育研究センターの各種分析機器の維持管理を行っています。また、松ヶ崎キャンパスのオープンファシリティセンターにおいて各種分析機器の保守管理を行っています。
- 大学運営における技術支援
嵯峨キャンパスの衛生管理者としての業務や安全衛生自主巡視(巡視主任者)、有機溶剤作業主任者、特定化学物質・四アルキル鉛等作業主任者などの労働安全衛生に関わる業務も行っております。
- ショウジョウバエ遺伝資源センターにおける支援業務(図1、2)
ショウジョウバエ遺伝資源センター(京都ストックセンター)の分譲用ショウジョウバエ系統の維持・提供業務を統括するとともに、恒温室、小型ボイラー、洗浄機、飼料作製機などの飼育設備の維持管理を行っています。系統の品質管理のために、検疫業務、遺伝子型モニタリング、維持困難系統の救済などの業務を行っています。また、新規系統の収集に向けての情報収集および検疫、提供データーベースの管理、顧客サポート、および系統情報の発信なども行っています。研究補助業務として、ヒト化ショウジョウバエプロジェクトの分担と雄妊性遺伝子および管状受精嚢で発現する遺伝子の解析を行っています。
- 生物資源フィールド科学教育研究センターにおける支援業務(図3、4)
生物資源フィールド科学教育研究センターの教育用の育蚕業務および研究用のハスモンヨトウ飼育や卵の分譲などの昆虫資源保存業務やクヌギ、クワ、コマツナギなどの昆虫用飼料植物の栽培管理業務を行っています。嵯峨キャンパスの景観維持業務として、草刈り、樹木剪定、剪定枝のチップ化なども行っています。これら圃場やキャンパスの維持管理するためにセンターは農業機械を多数保有しています。この農業機械の保守管理や使用者への安全講習を定期的に行い、農作業の安全に寄与しています。
専門技術
- 養蚕(カイコの桑育および無菌人工飼料育,栽桑)
- ショウジョウバエ系統の遺伝子型モニタリング
- 作物栽培
- 分析機器(GC、LC、LCMS、SEM、デジタル顕微鏡)の操作・運転
- 農業用機械の操作・運転
資格・免許
- 博士(理学)、博士(学術)
- 衛生工学衛生管理者
- 第1種衛生管理者
- 危険物取扱者(乙種第4類、丙種)
- 大型・大特運転免許
- 有機溶剤作業主任者
- 特定化学物質・四アルキル鉛等作業主任者
- 小型車両系建設機械(整地等)運転業務
- チェーンソー取扱い
- 自由研削用砥石の取替え業務
- 刈払機取扱作業者
- 農業機械士



